イギリスの大学院の出願時期はいつまでにすれば良い? – ローリング審査制度(Rolling Admission)なども紹介

イギリスの大学院の出願はいつからいつまで?

イギリスの大学院を準備するにあたって、具体的に受けるところが決まる前に知っておきたい出願時期ですが、イギリスの大学院はどのようになっているのでしょうか。イギリスで大部分のプログラムで採用されているローリングシステムも合わせて紹介します。

出願開始は約一年前から

イギリスの大学院はプログラムスタートの時期からの一年前から出願が始まります。だいたいが9月,10月スタートのプログラムであるので、出願は前年の9月からというイメージとなります。大学院によっては前後する場合があるので、必ずそこは大学院・プログラムのホームページを直接確認するようにしましょう。

締切はいつ?ローリング審査とは?

出願時期に関して締切は、締め切りがある場合と、この日までが締め切りとなる期限がない場合があります。

締切がある場合

こちらは通常の他国と同じで、締切がある場合で、オクスフォードやケンブリッジの大学院プログラムが当てはまります。例としてオクスフォードの出願は毎年、通常11月または12月、そして翌年3月があります。

この形式は、各プログラムによって違っており、11月と3月という場合か、12月と3月という場合に分けれます。このあたりだいたいは11月12月に奨学金制度がある場合があります。ただし合格する比較優位は11月(12月)と3月では基本ないと言えます。

どちらにしても、最終的にはどちらかの1回しか出せない制度となっております。このあたりは、遅めがいい場合などは、別記事で紹介しています。

締切がない場合 – ローリング審査

上記オクスフォードなどとは違い、イギリスの大学院のプログラムはローリング審査を採用しています。

ローリング審査は、出願開始から、特段この時期までと言った締切がなく、募集人数に達し次第終了する制度となります。

もし準備が完璧という場合は、相対的に枠がたくさんあるわけなので早く出したほうが良いでしょう。また遅くとも翌年1,2月には出したほうが良いと言われています。

ローリング審査は上記オクスフォードのように時期が1回目の締め切り、2回目の締切と具体的にあるわけではないのですが、相対的に早く出すか遅く出すかで場合分けができます。

ローリング制度でもどのような時期が最適かを別記事で紹介していますのでご確認ください。