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【国立・公立】
【私立】
経済学部への編入とは?
経済学部での編入試験は多くの国内の国立(公立)や私立大学で様々な行われており、受験することができます。受験する理由、状況も全く同じではないところもありますが、経済学部への編入は今後のキャリアにも大きく影響すると言えます。
今からどのくらい対策をすれば良いかも人それぞれになりますが、現在の自身の立ち位置を測る上でも、経済学部への編入の知識を入れていき、実際の編入試験の対策へと進みましょう。
経済学部での編入試験であれば、通常の大学受験での複数教科をやらずですし、やることをやっていけば合格にはかなり合格に近づけます。経済学編入試験までに学んだこともその後、合格した場合それをそのまま合格した大学で授業、卒論等の知識に役に立ちます。
また、日本だけでなく海外の状況を見ても、社会科学、人文科学の中で経済学を専攻の学生の比率はこれまで以上に増えています。
直近では多くのIT/Tech会社でのデータ分析からかなりのエコノミストを採用したり、もともとの金融機関やコンサルでの行かも経済学部からの就職はかなり多くいるのもあり、現在の経済学の専攻の人気につながっております。もちろん学部の経済学で学んだ分野を使える就職先に行くというのはまれですが、経済学の考え方、スタンスというのは社会に出ても役立つものが多いです。
下記は直近で出ている海外の経済学の学部の人気度などを言及している記事、ジャーナルの論文です。
To make money, study maths or economics at a top university, The Economist
Why Tech Companies Hire So Many Economists, Harvard Business Review
経済学部の編入試験の出願資格要件
編入試験を受ける受験生の分類的には、現在大学学部在籍の大学生、短大や専門学校等の卒業の学生、または既に他大学での大学を卒業した社会人などが考えられます。日本だと編入試験はまだまだ多くは無いのですが、海外だと編入が一般に行われており今後も新たな学問に変更することやリカレント学習の必要性などから浸透していく傾向があります。
現在大学学部の学生はその時点での単位数などはどのぐらい取っているのかなどの制限がありますが、短大、専門学校や他大学を卒業している場合、出願資格要件として満たしています。
また、現大学生の場合、その時点である程度単位を取っている必要があり約60単位を取得していれば良いでしょう。編入した場合はそれらの単位が編入先の大学に移行されます。ただし全てが移行可能かは大学によります。
経済学部の編入試験の概要(筆記試験)
もちろん経済学の問題がメインになりますが、計算を解く問題から用語説明とあります。この辺りは編入で合格したらそのまま授業についていくことも必要になり、大学学部3,4年生辺りがやるミクロ経済学、マクロ経済学の問題が出題されます。もちろん全員がこの同じ試験を解くわけになるので、全問を解けるようにしておきましょう。
経済学研究科への大学院試験(院試)ですと、コロナ渦以降では筆記試験がなくなり、面接と成績表などでの選抜方法になってきておりましたが編入試験においてはまだ、筆記試験が続いております。大学院の方ではコロナが収束に向かっても今後も筆記試験をやらないとアナウンスしているところもあり、経済学部への編入試験も同様に筆記試験がなくなるなど急に変わってくる可能性もあるので、筆記試験を解ける知識をつけつつも、現在いるところで取っている授業なり、他の活動なりとバランス良く行って、出願で提出できるもの、スコア(英語など)を揃えていきましょう。
各大学の傾向についてはそれぞれのページを参考にしていただければと思います。