【公共政策大学院】働きながら社会人は通うことは可能? – 働き方により可能な場合や夜間の選択も

社会人大学院を働きながらは可能? – 職業は?学費の捻出は?分野はMBAだけ? 

 

 

 

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公共政策大学院において、社会人出願の方から働きながら通って学位を取ることは可能なのでしょうか、という質問がおおくあります。この場合、お答えできるのが「働き方」によるということです。

海外の公共政策大学院では既に出願の際に、入学までに○年以上の職歴を求められますが、国内の公共政策大学院では学部からの直接も一般的にあります。しかしながら、国内の公共政策大学院でも多様化を求めているところもあり、社会人の経験がある方の出願は歓迎されております。

ここではどのような形なら働きながら通えるかを見ていきます。

また最後に記載しているように各大学院で2年以上かけて卒業できる制度もあるので、必ず出願大学にはどのようなことが可能なのかHPを確認したり、事務局に確認をしておきましょう。

 

働きながら公共政策大学院に通うには?

ここでまず大学院側がどのようなプログラムになっているかで分かれます。

まず大学院が夜間(+週末)で授業が開講されているケースです。この場合はおそらく一般的に多い平日日中勤務の社会人の方でしたら、平日日中仕事+それ以外の平日夕方(+週末)学業というスタイルで可能であります。

公共政策系の大学院でいうと明治大学大学院ガバナンス研究科(公共政策大学院)などが、それにあたります。2年間は働きながら学業ということでかなりタイトなスケジュールにはなりますがやり遂げられることができれば、その間も働いていられるので、学費の負担も平準化できます。分野は違いますが、ビジネススクールなどもこのような夜間集中型が多くあります。

平日日中開講のみの公共政策大学院の場合は?

 

大学院が平日日中での授業が中心になるとき、この場合は働き方が上記でも言及した平日日中が基本仕事の方は学業が難しくなります。

この場合、完全に仕事を辞めるということで通うことは可能ですが他ではどのようなケースがあるのでしょうか。

ここでは完全に仕事を辞める、または2年間会社を休職するケースは除いて考えていきましょう。

派遣制度利用できる場合

1つ目として、省庁、自治体での公務員の方の派遣制度、民間企業での派遣制度を使っての利用となります。公共政策大学院への出願なので民間企業の方が公共政策大学院への出願は少ないとは思いますが有りえます。この制度を使いになって2年間を給与を貰える形になり、事実上はその期間は働いておりませんが、勉強もこの期間は職務としてもカウントされるので一番メリットがありと負担が少ないやり方になります。ただし、派遣元で選抜があるので、これを使える方は少人数になります。

 

職業上、仕事時間が選べる場合

次に考えられるのは、仕事時間が選べるタイプの職業です。これまで実際にこのようなタイプで出願し、合格を貰えて進学されてきた方は多く見てきました。

例えば職業が会社に所属したコンサルタントなどの仕事の方は会社と交渉して通常の仕事量を減らしたり、比重を下げたり、また完全に独立した形で仕事をしている方は自身で仕事量を調節できるかと思います。弁護士などの士業の方々も仕事量を減らして通われていた方もいました。自営業の方なども時間が取れるかと思われます。

ただし、年次が低い場合で仕事がまだ自身でコントロールできない場合はやはり働きながらは難しいかもしれません。

また別の方ですが、プログラマー出身の方も過去に合格して、会社はその際に辞められたのですが、個人事業主としてできる時に(週末などで)仕事を振ってもらったものをしながら、授業に支障がない程度にされていました。

 

少しでも仕事をしながら公共政策大学院に通いたい場合は?

もちろん、これまで仕事は一度きっぱり終えて勉学に励んでこられた方が多数ではありますが、少しでも学費や生活で足しにする場合などの仕事なりしておきたいでしょう。

その場合にはアルバイトにはなりますが、家庭教師などをされていた方もいました。

またベンチャーなどである程度若い会社だと社員アルバイトを柔軟に受け入れてくれるところもあり、現在では様々なところで募集をしているのでその辺りも探ってみると良いでしょう。

また、夏休み等は比較的長めなのでそこで集中して働くのも有りでしょう。また1年次にはインターンもあるので給与がでるところを探してみるのも良いでしょう。

色々な採用や、副業等も現在は受け入れられている現在はチャンスがあるので是非探してみましょう。

 

公共政策大学院ではどのような制度があるのか

最後に各大学院で働きながらに関しての学業において、どのような制度が取られているのか見てみましょう。各大学院でのHPのQ&Aでこれらの記載がありましたので抜粋しておきます。実際には各大学院のHPなどもチェックしましょう。またわからなければ事務局にメールや電話もして直接聞いてみることができますので、試してみましょう。

東大公共

 

1

Q 自営業をしています。時間がかかってもよいので、働きながら少しずつ単位を修得することは可能でしょうか?

A 当大学院には長期履修学生制度があります。この制度により長期履修を申請し、本教育部が認めた場合は、標準修業年限2年を超えて履修計画を立てることが可能となります。授業料については、3年あるいは4年の履修計画を立てた場合でも、2年分のみを納めることになります。(ただし、履修計画をたてられる年数は4年までです。)長期履修は、原則として、在学途中からの適用は認められません。

 

2

Q 会社に在籍したまま貴大学院に通いたいと考えています。出席できる講義は基本的に平日の夜と土曜日のみなのですが、2年間で卒業することは可能でしょうか?

A 本大学院は全日制です。平日夜間(18:45〜)及び土曜日の授業の履修だけでは、修了要件を満たすことは難しいので、休職等により1年間は学業に専念する必要があります。

 

 

一橋公共

1

Q 夜間コースあるいは土日開講のシステムはありますか?

A 夜間コースや休日に授業を行なう制度はありません。ほとんどの授業は平日の昼間に行なわれます。

 

2

Q 社会人が仕事を続けながら入学することは可能ですか?

A 授業は基本的に平日の昼間に行われるため、原則、社会人の方は休職もしくは退職し、学業に集中していただくことになります。

 

京大公共

長期履修学生制度仕事上の都合により長期履修を希望する者に対して、標準修業年限を越えて最長4年まで修学期間を延長することも可能。

 

 

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