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名古屋大学大学院では公共政策大学院はありませんが、政策関連の研究科、専攻がいくつか準備されております。
国際開発研究科の概要
名古屋大学大学院の国際開発研究科では、グローバル化する世界が直面する諸問題の実態と解決策を研究し、国際機関、各国政府、市民社会等の政策立案・実施過程に貢献し、持続可能なより良い社会の実現を目指しています。
博士前期課程
- カリキュラム内容:
- 国際開発・国際協力に関わる諸専門分野(経済学、政治学、教育学、社会学、法学等)におけるカリキュラムを提供。
- 国内外での実地研修やインターンシップを通じ、学生が現実社会の課題について実地で学習し、実務能力を身につける機会を提供。
- 授業は全て英語で提供され、多様なバックグラウンドを持つ学生が共に学び、議論する環境を提供。
- 特定の研究課題に関する国際的な議論の流れ、方法論、分析方法に関する指導を受け、修士論文を作成。
博士後期課程
- カリキュラム内容:
- 博士論文研究による専門深化型のカリキュラムを提供し、学際的な研究アプローチを身につける。
- 海外実地研究や国際実務研修を通じ、実証的データの収集能力や国際的な業務の遂行能力を身につける機会を提供。
- 国際会議や学会での発表を通じて、学生が研究成果を国際的に発信する環境を提供。
特色
- 実践教育の重視: 海外実地研修(Overseas Fieldwork)と国内実地研修(Domestic Fieldwork)を実施し、開発援助の手法を学ぶ。
- 留学生・社会人の比率: 留学生が約7割を占め、多様な文化背景や経験を持つ者の意見がぶつかり合う理想的な教育研究環境を提供。
- 英語による教育: 博士前期課程は英語のみを使用して受験し、単位を取得し、課程を修了できる体制が整備されている。
- 多彩な開発協力関連の社会科学領域: 国際開発関連の社会科学領域に関して、多様な教員を擁しており、学際的研究方法を発展させている。
名古屋大学大学院国際開発研究科は、これらの特色を活かして、国際開発と国際協力における高度な専門職人材を育成しています。