慶應義塾大学大学院では公共政策大学院はありませんが、政策関連の研究科、専攻がいくつか準備されております。
法学研究科の概要
法学研究科は、法律学・政治学及び関連する領域に専門を持つ多数の教員が在籍しています。この研究科は、多様な教育プログラムを提供し、学生が自らの関心に基づいた幅広いテーマを研究できる環境を整えています。授業には「特殊講義」「特殊研究」「特殊演習」や「合同演習」「総合合同演習」などがあり、現代社会の課題に多角的に取り組む「プロジェクト科目」も設置されています。また、デュアルディグリー制度により、法学以外の分野での学位も取得可能です。
公共政策専修コース
公共政策専修コースは、政治学専攻の修士課程に設置されており、「政治」に強い公務員や政策専門家の養成に注力しています。2009年に開設されたこのコースは、専修コア科目「プロジェクト科目・公共政策論」の履修を必須とし、ガバナンス・国際政策、法政策、経済政策など関連する政治学専攻科目を含む広範なカリキュラムを提供しています。
修了生は修士(公共政策)の学位を取得し、公共政策に関する高度な専門知識を身に付けた専門家として活躍することが期待されています。