【産業組織論】 研究計画書、修論卒論、論文テーマ・レポートの選び方、見つけ方

 

 

産業組織論おすすめテキスト教科書(初学/大学学部/大学院)

 

明城 聡 (著), 大西 宏一郎 (著)
出版社:有斐閣、出典:出版社HP

 

石橋 孝次 (著)
出版社 ‏ : ‎ 慶應義塾大学出版会:、出典:出版社HP

 

産業組織論のテーマの選び方

産業組織論の研究テーマを選ぶ際、特定のジャーナルから選択してみましょう。

主要な産業組織論の関連のジャーナルの確認:

  • Journal of Industrial Economics
  • International Journal of Industrial Organization
  • RAND Journal of Economics
  • Review of Industrial Organization

 

下記のようなテーマを産業組織論で扱っています。

  • 競争と独占の多様な形態とその効果:産業組織論の分野では、競争と独占のさまざまな形態に焦点を当てており、これらが効率性、イノベーション、社会状態に及ぼす影響についての研究が行われています。経済セクターや先進経済に関する論文が特に奨励されています。例えば、企業の内部組織から国際比較に至るまで幅広いトピックが扱われています(Springerの「Review of Industrial Organization」より)。
  • 公共政策への関心の増加:独占禁止法、規制・非規制、公共企業、民営化などの公共政策に関する研究が、産業組織論のジャーナルで特に強調されています。ここでは、理論的なアプローチだけでなく、ケーススタディや実際の条件に基づく証拠に基づいた研究が重要視されています(Springerの「Review of Industrial Organization」より)。
  • 水平統合のマージャー分析:特に、米国司法省の独占禁止部門のリーダーシップが、1984年のマージャーガイドラインに関する政策を適用し、その明確化と微調整の必要性に言及している点が注目されています。水平統合のマージャーの反競争的効果や潜在的な市場への参入の役割などが議論されています(Brookingsの記事より)。
  • 消費者包装品における合併と消費者価格:NBER(National Bureau of Economic Research)のIndustrial Organization Programでは、消費者包装品における合併とその消費者価格への影響に関する研究も行われています。合併が市場力を高めることで価格を上昇させる可能性や、コスト削減による価格低下の可能性などが検討されています(NBERのウェブサイトより)。

産業組織論のトピック一覧

 

International Journal of Industrial Organization, Volume 90, September 2023

International Journal of Industrial Organization, Volume 89, July 2023

International Journal of Industrial Organization, Volume 88, May 2023

 

 

 

産業組織論おすすめテキスト教科書(初学/大学学部/大学院)

 

明城 聡 (著), 大西 宏一郎 (著)
出版社:有斐閣、出典:出版社HP

 

石橋 孝次 (著)
出版社 ‏ : ‎ 慶應義塾大学出版会:、出典:出版社HP