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青山学院大学大学院では公共政策大学院はありませんが、政策関連の研究科、専攻がいくつか準備されております。
社会情報学研究科の概要
青山学院大学大学院社会情報学研究科では、特に「社会情報学コース」と「ヒューマンイノベーションコース」という2つの独自性の高いコースが設けられています。社会情報学研究科は文理融合型の学問として展開されており、社会情報学部の卒業生に限らず、他学部や他大学の卒業生、社会人も含めて多くの人々に門戸を開いていることが特徴です。
特にヒューマンイノベーションコースでは、認知科学、組織学習、学習環境デザインなどを学ぶことにより、「学び」と「組織」に関する最先端の理論と研究方法を身につけ、人材育成、組織変革、学校教育、地域活性化、コンサルテーション、NPO活動、行政サービスなど、様々な現場でイノベーションを生み出す高度な実践力を育成することを目指しています。また、社会人学生にも無理なく学べるよう、平日夜間と土曜日を中心とした授業体系が取られており、社会人大学院としての機能も果たしています。修了者には「修士(学術)」の学位が授与され、専門的学術研究の指導も行われています。
研究室では、異なる集団や組織間のやり取りや文化的なギャップを調査し、異集団間の接続を試みる実践的な研究を行っています。研究のアプローチとしては、活動理論や状況論を軸にしており、学習転移、越境的な対話と学び、ゆるやかなネットワークなどに焦点を当てています。また、社会人院生は豊富な実践経験を生かしながら、専門的な方法論を通じた研究に取り組んでおり、現場の出来事を異なる角度から分析し、検討することが求められています。