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同志社大学大学院では公共政策大学院はありませんが、政策関連の研究科、専攻がいくつか準備されております。
グローバル・スタディーズ研究科の概要
同志社大学大学院のグローバル・スタディーズ研究科は、人文科学と社会科学を幅広くカバーする教育と研究活動を展開しています。この研究科の目的は、広い視野、深い問題意識、高い倫理観、論理的思考力、そして実践能力を備えた人材を育成することです。アメリカ研究、現代アジア研究、グローバル社会研究の３つのクラスターがあり、学際的なアプローチを通して、異文化社会間の国際交流・理解に貢献できる専門的人材を養成することを目指しています。学生はインターンシップや多様な研究活動に参加し、実践的な経験を積むことができます。
同志社大学大学院のグローバル・スタディーズ研究科には、博士課程前期（修士課程）と博士課程後期があります。
- 博士課程前期（修士課程）
博士課程前期（修士課程）の特徴は、学生が必修科目と選択科目を組み合わせて学習することです。学位取得の要件には、必修科目14単位と選択科目16単位以上の取得（合計30単位以上）、および学位論文（修士論文）の提出と口述審査の合格が含まれます。また、修士論文の代わりに課題研究論文を提出する選択もありますが、この場合は選択科目を24単位以上取得する必要があります。
- 博士課程後期
博士課程後期では、高度な専門知識を持つ人材の育成を目指しています。この課程では、指導教員による丁寧な論文指導と共に、年に一度開催される「グローバル・スタディーズ学会」での報告機会が提供されます。これにより、学生は指導教員以外からも助言を得ることが可能です。また、博士後期課程の学生は、関連学会での報告や学術雑誌への論文投稿を奨励され、研究進捗を確認するために年一回の研究報告書の提出が求められます。